物語と人生

読書会も控えています、

と〜ち(あんこの台座)です。


今回は、ご注文はうさぎですか?原作を中心に想いを語りたい、今現在考察している推察案を述べたい、読書会に参加していきたい

という目的もあり今まで書くのを延期していたブログというものを嗜みたいところ。


まずは、読み始めてくださりありがとうございます。

先に断っておくと、

あくまで個人的な意見、推察、です。

また、2パターンあります。

どちらも自分の意見です。

本当はというか後々追々キャラごとにブログを書きたいところ。


では、早速、


①偶然


ご注文はうさぎですか?の物語を見ていて、日常と構成が偶発的に起きていると仮定した推察です。最終的には、偶然というよりも、過ごしてきた過程の結果、そこに落ち着いた、流れ的に時間が進んだんだと思います。

物語の始まりは主人公ココアちゃんが高校入学を機に、下宿先に住み込みで働きながら学校へ通うため、木組みの家と石畳の街、および、RabbitHouseに来たところから始まります。


まず、ココアちゃんについて。なぜ、高校入学のためにわざわざ少し遠い街に女の子が1人知らない家に居候するのか考えた時に、たまたま受験した学校で受かって行くことになり、学校の方針に従ったという偶然の出来事だと考えました。

ただ、他にも、いくつか受かった中で、一度来たことがある街で、ココアちゃんの親が、下宿先の家族と面識あるという理由で来やすかった半偶然の出来事である可能性も考えました。

そして魔法使いがイメージされる程、魔法使いごっこモカ姉と喧嘩したり、チノちゃん作案のぬいぐるみだったり、ブロガントで手品にはまったり、チノちゃんママっぽい手品師に出会ったり、マヤちゃんと架空のゲームセンターに迷いこんだり、どうも不思議な力やモノに惹かれるのも、たまたまなんでしょうか?

チノちゃんについて。口数が少なく人見知りなチノちゃんが成長していくのも、ごちうさの魅力で大切な物語の一環です。

幼い頃に、母を亡くし、父は忙しく、何年も慕っていた祖父とばかり話したり遊んだりするチノちゃん。祖父も一度は亡くなったものの、ティッピーの体を借りて一応生きていて、変わらず祖父と孫娘のたわいないやりとりが続く毎日。そこで中学生になると入学初日から、ネタなのか勘違いで始まる2人の同級生との出会いを経て、とある春の日、スーツケース片手に、喫茶店なのにうさぎを注文してきた一人の女の子に出会い、驚きとドタバタの毎日を送るようになります。このように、中学生になった途端、周りに人が増えていき、ココアちゃんとの生活を過ごすたびに、成長していくチノちゃんが健気で可愛いですね。ただ、そのマヤちゃんメグちゃんとの出会い、ココアちゃんとの出会い、後々元ライバル店の子である千夜ちゃんとの出会い、などは偶然の産物なのかも知れません。

あと、動物に懐かれない性格で、全然寄ってこない特徴もあります。ココアちゃんやシャロちゃんの影響を受けて、徐々に自ら動物に見惚れて行ったり、動物が懐いてきたり、これも成長物語の成長した証であり、ココアちゃんに会えたからこその進歩だと感じます。

リゼちゃんについて。幼い頃から父親の影響で、軍事知識や癖を覚えていて、割りかし根っからのお嬢様、お金持ちの家で望遠鏡は安物といい、古くなったビンテージカップは射撃の的、ゲームやモデル銃はたくさん、父の部下とは別に、使用人までいるレベル。運動もでき、カッコいいのが似合う彼女だが、実は花屋さんに憧れたり、夜中にティラミスを食べたくなったり、虫や歯医者が怖かったり、カットモデル頼まれ、洋服も好きで乙女な一面も。そこがリゼちゃんの良いところで、曲や原作話数のタイトルにもなるほど、ロゼという2面性+鏡合わせのアンビバレットが印象的です。

そんな彼女も父親の紹介ではあるが、RabbitHouseにバイトとして働くようになり、チノちゃんと出会い、とある春には、ココアちゃんとも出会う。これもまた偶然、運命の出会いだったのかも知れません。

一応、父親同士の交流がある中での、半偶然半必然な部分もあります。

そしてチノちゃんやシャロちゃんを元気づけたり、応援したり、手伝ったり、密接になっていくのも偶然の出会いが生んだ結果なのでしょう(か?)。

加えて、お嬢様育ちで、流行りや周りに馴染めているか、普通を気にする彼女もまた、迷える子で、ちょっとした秘密を教え会える仲になったり、コレクションルームを見せたり、キャンプに誘ったり、家出してみたり、先生になる夢を見つけたりと、ココアちゃんはじめ多くの人に影響を受けて成長した一人です。

元ライバル店の看板娘である千夜ちゃんとチノちゃんの関係について。これも喫茶店やカフェの跡取りで、多少の商売敵に当たる関係で、この2人の接点は遅かれ早かれあったのかも知れない。数年前までオーナー同士がコラボしたり、拗ねて喧嘩ムードになったり色々あったので、どこかで知り合う可能性もありました。ですが、そこにココアちゃんが来たことで、ココアちゃんを介してこの時期に出会えて、出会うなんて分からなかった2人が、ほぼ100%会うであろう運命になり、実際会って、職業体験や臨時バイト、パーティやお泊まり会ができるくらい仲が深まったのも、運命で、ありふれた日常で、偶然なんだと、だからこそ、千夜ちゃんは一緒に働けて転げるほど嬉しくなり、未来のお店を背負う者として旅行先の、しかも都会の喫茶店事情やメニューの勉強を共にしたんだと思います。

シャロちゃんは主にリゼちゃんとの接点が重要なのかもしれません。チノちゃんやココアちゃんよりかは、、、

シャロちゃんはよくウサギに懐かれる体質で、小さい頃から幼馴染の飼っているウサギ、あんこに噛まれたりちょっかい浴びてきて、恐怖症になる始末。そんなシャロちゃんは野良うさぎに道をふさがれて、思うように帰宅できない時、助けてくれた、一年先輩のリゼちゃん。その時の彼女は凛々しくかっこよく憧れの存在に。しかし、運命は時に寂しく、今現状、同じ部活や委員会をやっているわけでもなく、同級生でもない。正直、最新では、リゼちゃんは卒業している。事実上の同じ学校の先輩後輩って関係で、これ以上でもこれ以下でもない。生活スタイルも、リゼちゃんはお金持ちでお嬢様な生活、シャロちゃんは一人暮らしの貧乏節約生活、パーティなんかにも参列して会うことはなかったでしょう。そんな中、これまで仲良くなって、これもまた、ココアちゃんというキューピッドと、陶器店で会ったこと、一緒に遊んだり泊まったりする仲になったことで生まれた出会いと成長の証。まあまだ、素直になれないところが治ってなかったり、将来のビジョンがまだまだ定まらなかったり、お胸が気になってたりと、成長の伸び代がある?かと思いますので、引き続き陰ながら応援していきたいところですね。


ここで少し別の話です。

千夜ちゃんシャロちゃんの幼馴染コンビとマヤちゃんメグちゃんの幼馴染コンビについて。まず、千夜ちゃんとシャロちゃんは本当に幼い頃から一緒で、椅子にも座高が丁度よく合わないくらいの頃から、千夜祖母のためにライバル店であるRabbit Houseへ偵察していた彼女たち、ずっとお互いが頼りで、お互いを信頼して、中学までは同じ学校だった様子に伺えます。ただ高校入学を機に、別々の学校に行くことになった2人、お互い不安を抱えたことで少しギクシャクもあって、以前より千夜ちゃんはシャロちゃんに対するお節介や心配がシャロちゃん的には過剰になり、シャロちゃんは信頼はしているけれど、和菓子バカ!!って結構愚痴が溢れるほど。一緒の制服を着てお店で働きたくても、すれ違い、勘違いでなかなか実現できない日々。せっかく作った制服の着物も少し小さくなり、使われる機会がなくなりそうだったほど(後にチノちゃんの影響で、着物は使われ、変化球だけど、千夜ちゃんがフルールの衣装を着ることに)

こんな女の子2人の幼馴染で青春な関係が、愛くるしいですよね。

大人になっても「ずっと一緒」よって分かっているけど、すれ違いや「やきもち」が生まれ、チノちゃんという「カモミール」のような甘くて優しい存在が、2人を少し以前のように近づけた運命もまた偶然、あるいは、結果として生まれた物語なんでしょう。

ここで、チノちゃんだけでなく、2人の関係に大きく関わったと推察されるのは、マヤちゃんメグちゃんの存在。2人のそんな時たま出るピリッとしているような空気感やすれ違いややきもちに対して敏感に反応できるのは、同じく幼馴染である彼女たちを於いて他にない。ご存知のことかとは思いますが、改めて、冒険と偽って(幸せなウソですよね)、千夜ちゃんシャロちゃんを連れ出すマヤちゃんメグちゃん、行き先はどうやら雑木林の中、何が始まるかと思いきや、実はドッキリの肝試し、千夜シャロの2人の仲を温めたくて仕掛けたもの(だと思ってます。突き詰めると確実ではないんですが、あくまで考察なので)だったんですよね、千夜ちゃんシャロちゃんは昔の思い出に耽ったり、2人イチャイチャホラー祭りをしだしたり(1人寝ちゃったけどw)こんな4人の愛しさに焦がれませんか?良い関係ですよね。やっぱりチマメ隊って、タカヒロ役の速水さんも雑誌で一部同じ言葉で仰っているんですが、ほわわんだったり、中学生らしいあどけなさがあるんだけど、意外と芯の通ってる子達なんですよね。人の仲を大事にしている3人だからこそ他人の関係にも良いアクションを起こしてくれるんですよね。そんなマヤちゃんメグちゃんですが、あまり幼い頃のエピソードはバレエを習ってきていた以外、今のところないので、完全な妄想になるので、ここでは敢えて事実と言いますか、物語に出ている部分を尊重します。ご周知の通り、2人は以心伝心で、何年間も過ごしてきて、お互いを知り尽くしていています。アルゼンチンとアルデンテの話題はもちろん、仕事終わりのプールへの欲望、「パンケーキ食べたい!」「だぁ〜め♡」のところ(これアニオリだったわ)だったり、気持ちが通じるって凄いですよね。あ!違う違う感心している場合じゃなく、何が言いたいかというと、とにかく「ずっと一緒」だったわけです。が。マヤちゃんは現実を見ていて、卒業したら、みんなと別れてもう会えない、あるいは関係が断たれてしまうのではないか?と危惧して、高校生組、一番年上で卒業も控え、良い意味でクセのあるリゼちゃんを参考に尾行して観察することにします。チノメグには内緒で。ただ、尾行していった矢先、ストーカーの輪は知らぬ間に広がっており、結局8人全員がお互いを尾行していました。そこで彼女は気付くんです。学校が違っても、年齢が違っても、バイト先が違っても、ついては将来別れてしまっても、こんなに仲良くできて、ずっと仲良くできて、簡単には切っても切れない関係なんだと再確認して満面の笑みを浮かべます。

そして、マヤちゃんが意外と策士的だと、チノメグも気づきつつあります。もう気づいてるか!?…

こんな3人は、卒業して高校に受かった時、チマメ隊はこの先もずっと一緒だと、ずっと仲良しだと言い張ります。「我ら永遠!チマメ隊!」と。そうだと思っていたいです。願っています。

でもある話の中に、マヤメグちゃんの間に驚きもあるけど、少しは予想してた展開が、それは、「ていうか昔からクラスずっと一緒だったし」「倦怠感あるね」「そろそろ離れる時が来た」と……

自分は当時結構考え悩んでました。

たしかにこれはクラスメイトであることに限定はされているんです。けれど、ごちうさのことです。少しフラグと言いますか、何かに掛けている可能性もあると。

そうそれは、千夜シャロのように、ちょっと倦怠期、すれ違いややきもちが2人の間に生まれて、千夜シャロに似たようなでもちょっと違う関係に今後なっていく可能性もありそうだと、何も変わらず、全く変わらない可能性と2種類、今後はあるのかと、思うと益々目が離せない関係です。なので、ナツメエルの神沙姉妹の登場と関わりは大きく、4人仲良くなって、2人も仲良いままである可能性が高いですが、幼馴染の複雑な関係に興味が出てきます。

そんな、千夜シャロ、マヤメグの関係や出会いもまた、物語の歯車として偶然なのか、重要なのか、見守っていきたいです。

千夜とシャロは真逆の性格と体格、

同じようにマヤとメグも真逆の性格と体格、

真逆だからこそ、お互いが必要で、信頼していて、仲が良いんだと改めて感じてきます。


こんなところで元の話に戻るんですが、


ごちうさに欠かせない存在として、

青山さん、ティッピー、サキさんがいます。

ただ、彼らの行動、言動に偶然性が見受けられないんですよね…困った…

完全に僕の知識不足、考察不足です。


でも、この①で言えることは、

視点、目線、主人公、言い方はあれど、

ココアちゃんが木組みの街に来てなかったら、5人、7人、8人、あるいは各それぞれのコンビやトリオのつながり、友達という名の出会いと仲良くなることが、なかったのでは、という懸念や心配に近い、IFのセカイや物語と日常になっていたんだと気付かされます。

だからこそ、ココアちゃんの登場、存在は貴重で大切で、ごちうさに欠かせないんだなと。


そこで、主人公って話、視点や目線の話、

TVアニメの展開の方に若干引っ張られた考えになりますけど、

僕の中では、初期はやはりココアちゃんが主人公だった。木組みの街に来て、働いて学校に通って、そんな毎日を過ごす中で増える友情と、関わりが。

ココアちゃんはどうしても姉になりたかった、でもいつからか、姉で居たいって変わった。同じような似てることに感じるかもしれませんが、全く違います。キツく言うと末っ子だから年下の子を妹にしたい欲だったのが、この子の姉で居られたかな?この子が安心できて頼れるお姉ちゃんで居られたのかな?ってなったんです。1期の後半になるにつれ、お姉ちゃんって呼んで!ってセリフ減っているはずです。

そんな中、寝坊するココアちゃんに一言、

「お姉ちゃんの寝坊助」とチノちゃん。


ここで、チノちゃんは、やはりココアちゃんの匂いや存在が、大事になり、姉のような存在であるとしています。

主人公はチノちゃんになったのかなぁと。


そして、2期では、チノちゃんやチマメ隊にも視点がシフトしていき、より広い主人公像というか物語としての役割や関係、構成までもが変化したなと。

また、ココアちゃんに至っては、実の姉であるモカさんの存在も大きく、やはり"妹"なのだと、、、、

でもモカさんも気付きます、

立派にお姉さんらしくチノちゃんたちと仲良く暮らしているんだと安心します。

そんなこんなで、うたた寝ているチノちゃんに、「お姉ちゃんに任せなさい!」と囁く

セカイが広がり、主人公が2人(以上)に。


つまり1期では、出会いを経験し、ココアちゃんが主人公で、チノちゃんを中心に成長物語が繰り広げられ、

2期以降では、仲を深めることと、家族がテーマに、これは公式ガイドブックの各スタッフさんのコメントにもありますように、それぞれの関係や"本当の家族"を。だからこそ、モカさんはじめ、リゼパパ、千夜祖母、メグママ、ココアママの登場と存在も大きいです。補足すると、家族、本当の家族って何だろう、ですとか、本当の家族を大事に、ですとか、本当の家族になりたい、ですとか、そういう意味です。

ご注文はうさぎですか??〜Dear My Sister〜では、ココアちゃんが実家に帰省する、そしてチノちゃんやリゼちゃん達がが取る行動にも注目が(自分の中では)ありました。

そして、原作は怪盗ラパンや古物市、マラソン大会に、音楽会、文化祭、生徒会選挙、舞踏会、ハロウィン、クリスマス、etc、紆余曲折あり、家族でいうと、チノママの話題も増えます。そして以降、将来や進路、卒業、旅行へと話が行きます。

そこで、2019年8月現在、最新では、

一緒に旅をして、お互いを知り、お互いの夢を知り、お互いの課題を知り、みんなを受け入れて、新しい出会いもまた起こります。

その中で、ココアちゃんは言いました。

「この旅の最中は共同生活…つまり家族も同然です!」と、しまいには、「旅が終わっても」と。 We are FamilY☆

"成長"から"家族"に

"家族"から"本当の家族"に

"本当の家族"から"私達は家族です"

へと、物語の展開、主人公というか視野が広がり変遷していくのも、また運命なのだと。


今までは、運命的で偶発的な印象や場面、あるいは日常の中で紛れ込んでいる物語(の流れ)の結果として、から物語とキャラクターを推察してきました。今度は、故意に必然的に物語が進んでいるのではないかと考えた結果になり、語っていきたいです。


@@@   @ぐ〜るぐるわーるど@   @@@


②必然

今回はごちうさが何かしらの策略があった場合を仮定した、というか、そう感じられたことを基に必然性のある物語展開や構成と言った少々冷たいイメージが持たれるかも知れません。ご了承の程、述べさせて頂きます。




物語の始まりはココアちゃんが高校入学を機に、下宿先に住み込みで働きながら学校へ通うため、木組みの家と石畳の街、および、RabbitHouseに来たところから始まります。

なぜ、高校入学のためにわざわざ少し遠い街に女の子が1人知らない家に居候するのか考えた時に、強い意志が働いて少したまたまココアさんが選ばれたと言いますか、適当であった可能性を考えました。


ところで、

チノちゃんは幼い頃は、母親は亡くなり父親は忙しかった、そこで話し相手、遊び相手は自然と祖父へ、趣味は内向的であったり、お爺さんが好む様なゲームばかり、友達についての話もあまりない、おそらく小学生の頃もこの生活が続いたのでしょう。

そんな中、中学生になると、自己紹介をキッカケに突如2人の友達、マヤさん&メグさんができた。ただ1年間〜2年間はお互いまだ遠慮が続く関係でした。

ある日、RabbitHouseのアルバイトにリゼさんが就業してきました。

さらに2年生のとある春の時期に、変なお客さん、もとい陽気なココアさんに出会い、姉のような存在ができました。

どれも刺激的な出会いで、良い意味で振り回されていたと思ってます。

そしてこのチノさんの母親、サキさんは歌が上手で、手品が得意だと…


一方、

ココアさんは、四姉兄弟妹の末っ子で、自分が一番下の子だったこともあり、姉や兄に憧れることが多く、お姉ちゃんのようになりたいと思い立って色んなことに挑戦したり、真似ばかりしていたと伺えます←モカさんのセリフなどから。

将来に関しても、パン屋さん(母や姉)や弁護士(兄)、だけでなく、お姉ちゃんになることまでもが夢だとされています(DMS 他)。また理数系が得意なのにも関わらず、成績のことがあるとは言え、果敢に文系科目を頑張っている(?)節も見受けられ、読書もする方であると、実は内心本気で弁護士目指していてもおかしくないです。

パンが可愛いほどパン調理にも熱が注がれており、苦手な早起きをしてみたり、旅行先なのに、パン屋巡りやパン作りの修行を合間でしてたり、やっぱりこっちが本命か?ってなっていたり。。

そんなココアさん、古物市で改めて知って出会った手品という存在に興味を示し始めます。モカさん曰く、過去に魔法使いごっこと言いますか、魔法使いとしてモカさんにおまじないを掛けた時があり、まあモカさんのイタズラにあうんですけど、魔法使いが夢だった時期もあった様子。ぬいぐるみ作成の時、チノさんが持つココアさんのイメージは、魔法使いでした。

少し脱線しましたが、ココアさんが興味を持った手品とその手品グッズは、チノさんの母、サキさんの物であるとされています。

これを機に、ハロウィンで死者のセカイに迷い込(んだ風?)み、サキさんだと思われる無言の手品師とティッピーっぽいアンゴラウサギに出会います。そこで、ココアさんが手品を習いたいと頼むと、何か感謝に似た元気付け(景気付け)を匂わすレッスンが入ったようです。他にも、捨て姉になったココアさんと捨て生徒になったマヤちゃんは、あるはずのない架空のゲームセンターに迷い込んだり、幻想や魔力霊力らしい事物に巻き込まれ易くなっています。今後もありそうな予感はあるんですが、受験編後半や旅行編において少なくなったので、減りそうでもあるけれど。

(読み返してみましたが、多分なくなるかなぁと、後述)


ここで、僕がなぜ、②を思い感じたかと言いますと、

出会いは、2016年12月号(後の原作漫画6巻第6話 WELCOME【👻】!  相当)、

ハロウィン編後編のお話。

チノママ(に似た女性)が化けて登場し、ココアさんと出会い、手品を伝授するシーンで、身体中に電気が走るように点と点、線と線が繋がったことにあります。それでいて、その点や線に当たるのは、

>首振りうさぎってコレクターの間で高値で取引されていたみたいです•••

>帰ってきたココア!そして私たちはもふもふになる!

>2巻挿絵p109・アニメ1期10羽アバン

>楽曲「にっこりカフェの魔法使い」、


ハロウィン以降そこに付随してきたのは、

>にっこりカフェの魔法使い

>SISTER PEEKS SISTER

>捨て姉妹と捨てられた地の冒険

>ご注文はうさぎですか??~Sing For You~歌姫爆誕先行上映会&ライブビューイング入場者特典レコード風ジャケット「銀のスプーン」


結論から言います。

もしかしたら、

ご注文はうさぎですか?の真髄の大部分は、チノママ、香風サキによる、香風チノの成長物語なのかも知れないと考えました。


そして各登場人物には、ちょっとした役割があったのかもと。


まず、ハロウィン後編の話から、


ハロウィンとは、一説によると、古代ケルト人が起源で、彼らの一年の終わりである秋末の毎年10月31日に行われるお祭りとされています。元々は、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教行事だったそうです。冬の始まりでもあったため、死者が家族を訪ねてくると信じられ、同時に徘徊しだす有害な精霊(悪霊)や魔女から身を守るために、仮面を被り、魔除け焚き火を行ったものであると。

そこからカボチャやカブをくり抜いて蝋燭を立て(焚き火)、魔女やオバケに扮して(仮面)、1軒1軒近所の家を周り(死者の徘徊)、お菓子をくれない(収穫)とイタズラすると呪文を唱えるものに変わったと。後のアメリカで民間行事になったそうです。


つまり、原作のコマにもあるように、死者に会える(死者の魂が戻ってくる)期間であり、ゴーストから身を守るための仮装祭とされています。


チノ達はハロウィンの夜、仮装祭を楽しむために集まる約束をしていた。

けれどどこかに消えたココアとティッピー、

ココアの服装は魔法使い。

一方他の4人は多少楽しむもココアを探します。

また一方ココアはもうある程度覚えたはずの木組みの家と石畳の街なのに、どこか迷ったらしいんです。

迷った先は、まるで異世界のような街並み。

とある子供に手品を見せるも失敗。

悲しむココアにそっと寄り添う影。

無言の手品オンパレードの魔女コスの女性。

手品に感動したココアは伝授を志願。

それを快諾する女性、嬉しさで踊り始める。

どこからか聞こえてくる、聞き馴染みの声。

それを安心したような表情で見る女性。

ココアが振り返ると、一瞬で消えた彼女。

そして無事に、ティッピーや4人と合流するココア、ココアが宝といわれ逮捕される。

チノとティッピーの会話、天国に門前払いされたと語る。

そしてココアはチノに教わった手品を見せる。

その手品は、母親の十八番の手品だったと。


途中で出てくるアンゴラウサギもどこかティッピーに似ていて、あの風貌と十八番の手品、明確には言及されていないが、十中八九サキさんであろうと考えられます。


そんな中、なぜ、ココアは数あるオバケの種類やコスプレの中、魔法使いを選んだか考えた時、大好きなチノが考え、チノにイメージだと言われ、渡されたぬいぐるみにあって、

ココアという人は幼い頃の思い出がとても大事だからこそ、ごっこ遊びするほど幼い頃の一時期夢だった魔法使いであり、古物市で興味(おそらく同時に当時の思い出が過ぎったのでしょう)を持った手品とステッキに縁があるのだと推測できる。


そこでさらに疑問が浮かびます。

まず、なぜ、幼い頃に魔法使いの話題が。

これはごっこ遊びでモカのイタズラや真似などに振り回されていたので、お姉ちゃんへの憧れや遊びの一環だったのだと思います。

僕的には、幼い頃のシーンとしては、一度来た木組みの家と石畳の街で出会った白いお髭のおじいさんの溜息とちょっとした愚痴、苦労して建てた喫茶店の経営が軌道に乗らないと、いっそうさぎになりたいと、

それを聞いたココアちゃんは、「ご注文はうさぎさんになること?」と言い、続けて、「うさぎさんになれますように」とおまじない。おじいさんは、チノが寂しがるからティッピー帰ろうと話す、ここでチノの祖父だと、しかも意味深に次のシーンは、高校生のココアとティッピーのおじいちゃんと。

この2場面が幼い頃のココアと魔法使いの繋がりです。

次に、なぜチノは、ココアが魔法使いっぽいとイメージし、ぬいぐるみにしたのか。

ここはおそらく単純で、チノ自らの中で、ココアは大きな存在となり、周りにどんどん増えてくる家族とも言える友人、友達同士に遠慮がなくなる関係を作ってくれ、そしてその友人達まで巻き込んで、笑顔にさせる、

そんなココアさんが、魔法や呪文を使ったかのごとく、魔法使いのような存在であるとイメージしたと考えられます。


こじつけかもしれないが、

楽曲にっこりカフェの魔法使いでは、

私達5人は魔法使いで、ミルクとにっこりをたくさん入れた途端ハッピーになって、大切なひととき、幸せなひとときを過ごしましょうと。

ここで言うミルクについて、

ミルクって色んな飲み物(や食べ物というか料理)と混ざりやすいですよね、交わりやすいとそしてにっこり、笑顔や幸せがたくさんついてきて、ハッピーなパーティーになるんだと、

だから、ミルクというのは、色んな趣味や性格、学校や年齢の違う5人が出会い交わってきている、その交わりや関係そのもので、

でもそれでいて、出会いのきっかけを作ってくれて、笑顔を連れてきてくれるココアちゃんのような振る舞いや存在も少し匂わせているのかなと。ミルクココアというドリンクも存在しますし……

でその5人ってPetit Rabbit'sなんですが、

コーヒー(チノ、シャロ)、

紅茶(リゼ)

ココア(ココア)

緑茶(千夜)

なんだと。


そして原作の方のにっこりカフェの魔法使いでは、ティッピーが語るように、

あやつは想像できたのだろうか?

作りかけの2色の制服が完成し、着られ、

新しく2色が作成され、着られ、

おそらくあやつが(夢)見ていた以上の光景だと。

そしてココアが持つのはあのステッキ。


SISTER PEEKS SISTERでは、ココアママの思い出から、少しチノママの過去が取り上げられます。

ココアママとチノママは姉妹のように仲が良かったと。


銀のスプーンについて、

ヨーロッパの一部の国や地域では、

出産祝いや赤ちゃんの成長祈願の際に銀のスプーンを送る風習があります。

これは、かつてのヨーロッパでは銀および銀食器は特に高級品でした。そんな銀のスプーンを贈られる先の赤ちゃん(の家庭)は裕福であることから、食べ物に困らない願掛け、つまり、「銀のスプーンを咥えて産まれた赤ちゃんは幸せになれる」とされ、子供思いのために、銀のスプーンを贈ったり買うような文化と家庭が増えていきました。

日本でも人によっては今でも銀を使った銀食器(スプーン)を、プレゼントしたり、購入したりして、祝われています。

つまり、サキさんやタカヒロさんは、生まれてくる、あるいは、生まれてきたばかりの、赤ちゃんであるチノちゃんに、形はどうであれ"銀のスプーン"を届ける子供思いな母だったと推察できます。


ここで改めて、

というか一旦総括、

子供思いのサキさんは、人見知りで寂しがり屋な少し暗かったチノちゃんを成長させたいために、

自分は死んで、今後はどうしようもできない時、手品の得意な彼女が霊魂のような存在になった時、

姉妹のように仲良しだったココアママの子であり、自分に似た魔力的なパワーを少し秘めたココアちゃんにチノちゃんを成長させてほしいとして、木組みの家と石畳の街に来させたのではないかと考えました。

おじいちゃん曰く、ココアさんとサキさん、チノちゃんの写真立てを同じように評価したくらいですから。

そして、ココアも女の子でさすがに中学生以下で一人暮らしや居候させるには厳しいのと、本物ティッピーおよびチノのおじいちゃんが亡くなったのが重なり、ティッピーの体にどうにかおじいちゃんを生き留めておき、忙しいタカヒロに変わって、ココアが来るまで成長を支えて欲しいとしたのではないかと考えました。

だからこそ未来に友達が働けるように、ピンクや紫の制服を作り、緑や黄色は作りかけだったと。


そして最初のハロウィンの話題に少し戻るんですが、おそらくこの話でサキさんの過保護と言いますか、愛情の誘いは、終わったと思われます。なのでこれ以降は、強制とか役割とか立ち位置とか、はなく、先述の運命版の考察に近くなると思います。

ただひとつ、心残りがあるとすると、

卒業入学です。

マヤちゃんメグちゃんはお嬢様学校に行きます。チノちゃんは普通学校に行きます。

仲良しの友達は学校にいません。

いくらココアによって成長したといえ、不安だったのでしょう、

とある受験シーズン、ココアが捨て姉になっているところ、マヤちゃんが見つけます。

マヤも受験勉強の厳しい指導にしかれ、捨て生徒に、2人は散歩することになり、とあるところに迷い込む。

それは都会で有名なプリクラやゲームの数々が置いてある、ひっそりと佇む、見慣れない、お客さんも見受けられないゲームセンターに、誘われるように入る2人。

ただストレス発散のためでもあるとは思いますけど、、

なぜ都会のプリクラの話題、そしてゲームセンターの話題、

旅行編の行き先の暗示(フラグ)でしょうか?僕はそう考えました。。。。

でもなぜなのか、それを考えると、


時を越えて、旅行編の話、

旅行先は、都会に決まりました。

ゲームセンターにも行きました。

フラグ回収です。


でそこに加えて、

旅行編と捨て姉妹編の話のつながりの考察としては、

冬優ちゃんの存在かなと、

今後友達として会うための仲良くなるための出会いだったのではないか、都会旅行でもあったのではないのか。と。

また、彼女も大人しく、人見知りっぽい雰囲気のある子で、今度はチノが何かする番なのではないのか、

そして今後は同じ学校、同じクラスとして出会うのかどうか、

今後に期待しています。

チェスもゲームですから。


@ぐ〜るぐるわーるど@@@@@@@


以上で①、②の考えというか想像については終わりで、

③総括と今後


どちらの日常であっても、

かわいいはずっと続きます。

そして物語には必ず終わりもあります。

なにこの矛盾と言われても仕方ないのですが、なにが言いたいかというと、

ご注文はうさぎですか?という

ギャラクティかわいい作品はずっとこの世に残り続け、確かにセカイが存在しています。

けれど、終着点はあります。


確かに言われてみて、

偶と必は紙一重なのかも知れません。

(更新……)


①、②どちらにせよ、

チノちゃんという女の子がココアさんはじめ成長した証として一番現れているのは、

心を込めて•••お客様をダメにするコーヒー完成です

です。

動物に懐かれない性格、ココアはこれを同族嫌悪としていましたが、そうではなく、やはり近付き難い子だったんだと解釈できます。

だからこそ、シャロちゃんの力を借りてうさぎに囲まれたかったチノちゃん。

またもやパン祭りで賑わうRabbit Houseのパンの話題に、チノはいつぞやのおじいちゃんみたくコーヒーに触れられないことに拗ねる様子、そこでワイルドギースを頭に乗せて真似てグレるチノちゃん、そこにあんこが乗ると、無表情に。そんなやんちゃなチノちゃんが見られ、ココアに似てきたと言うリゼちゃん。それほどやはりココアちゃんの存在は大きい(n度目)。

そして、ココアの褒め言葉ににやけるチノちゃん、自然に笑顔が出てくるようになり、

自問自答、ティッピーにも聞く、

お店のために私は少し変われたかと、

あたたかみって何かと、

うさぎには1人だと逃げられると、


ティッピーが後ろに振り返ってみてごらんと促す、

そこにいたのは1匹の野良うさぎ


そうチノは変われたんです。

成長したんです。


@ぐ〜るぐるわーるど@


ここで、最後の話題に

今後の展開と終着点について


今後は、大人2人が加わった旅行編、

新学期編かと思います。

その先は分かりません。


というのも、この旅行編がどうなっていくのか先が読めません。


なので予め考えている終着点としては

青山さんがキーパーソンだと思います。


このまま描こうとしたんですけど、

長くなりそうなので、詳しくは別の機会で。


失職の話、

青山さん観察の話、

おいかけっこの話、

旅行編と、

全てにおいて


青山さんの手の平の上で踊らされていてもおかしくはなく、

ストーリーテラー

人生みんなが主人公です。

それを伝えるのが私の役目と、

そして観察して気づいたことは、

どこでもカフェにできてしまうんだと。


本を閉じると

ご注文はうさぎですか?


奥からはただいま の声







ここまで読んでくださりありがとうございます。

ご注文はうさぎですか?は奥深い作品でギャラクティかわいい作品なんです。

ココアチノサキ青山リゼあたりが語り多かったかもですが、全キャラ大事です。

そこだけは信じてください。


読んでくださりありがとうございます。


あの最後のはなんでしょうね。